汚れが落ちていると嬉しくなる工場勤務の〇野です。
絵を描くことが好きなので、「好き」に目覚めたきっかけを書きたいと思います。
小学校４年生の時です。
休み時間に「絵」を描いているか「本」を読んでいた女の子がいました。
普段一緒に遊ぶことも、話すこともなかった彼女は
自分とは行動パターンが全く異なった子でした。
たまたま彼女の机の上を覗いた時
綺麗な洋服にスタイルのいい女性を全身で描いていました。
デザイナーでも目指しているのかな？
雑誌に載っていてもおかしくない。カッコいい絵でした。
私も絵を描くことは元々好きな方でしたが、
ノートの端に描くような動物を〇と点で描くようなもの。
人物を描いても手足は動物の手足のようでした。
同級生でこんなにも違うことに驚愕してその子の絵に興味を持ちました。
手はどうやって描いてるの？
足はどうやって描いてるの？
目は？髪は？・・・・自分も同じように描いてみたい
その時の私の瞳は、星が沢山ついていたと思います。
その日から彼女が描いているところを眺めるようになり
次の日には、彼女に自分のために一枚絵を描いてほしいと頼みました。
それから定期的に５枚くらい…らくがき帳に図々しくも描いてもらい
その子の絵を真似て絵を描くようになりました。
今思えば・・・お礼ちゃんとしたっけかな？
似せていくにつれ絵を描くことがとっても好きになっていました。
好きな事は他にもたくさんあって絵描きの仕事は目指しませんでしたが、月に１枚ぐらいは描いています。
昨年の最後に描いた絵。あの頃から「模写」が中心になってしまいました。
２０２３年１号の絵 今はスマホやタブレットに素材がいっぱい載っています。
２０２３年２号の絵 リアルな動物は滅多に描きませんが、どこまで描けるかやってみました。
鉛筆の質感が好きです。
今はオリジナルの人物画を描けるように筋肉や関節、動きのあるポーズを独学中です。
絵が上手い人それぞれ下絵の描き方が違うので自分に合った描き方を模索中。
私に絵を好きになるきっかけをくれた彼女は今、何を描いているのかな～。
